沖縄県内企業 利益率ランキング


PROFIT MARGIN RANKING

企業数は10年連続で過去最多

東京商工リサーチ沖縄支店が、2018年度県内法人企業利益ランキング(18年4月~19年3月に決算期)で発表したデータです。

当期純利益が2千万円以上の企業の純利益総額は前年度比5・4%増、企業数も56社増の1051社となり、10年連続で過去最多を更新しています。

人口や観光客の増加に伴いホテルやアパート、マンションの建設需要が増え、建設業とその関連産業で利益が伸びています。

最も利益が大きかった企業は沖縄セルラー電話(那覇市)。2位はサンエー(宜野湾市)、3位に沖縄銀行(那覇市)が入りました。

全21業種中、純利益2千万円以上を計上した企業が最も多いのは「建設」の372社(前年度比46社増)で企業数全体の35・4%を占めています。

一方、「飲食料品・雑貨」は17社減の68社で、純利益2千万円以上を計上する企業数が最も減少しています。大手スーパーへの納品でメーカーや卸が激しい競争を繰り広げているほか、人手不足に対応するための人件費増が影響したようです。

※参考HP » 琉球新報